お水……

茶道をやっていて出てくる”水屋”……要するに…お茶の準備をする場所の事を言いますが……(※ 水屋仕事などw)

その水屋での作法(準備)は色々ですが…

「お水」を汲む事にも、結構な力点が置かれていたりもします。

これは、安土桃山・江戸時代などの「水道」が整備されておらず…蛇口を捻れば直ぐに水が出ると言う環境でなかった時分には

「水」自体が貴重であったので…丁寧に扱うと言う事と「水を濾す」と言う機能があったと言う部分でもあります。

そして…この「水」を入れておくのに、「信楽焼」の壺に入れておくと言う事もされたりもします(※ もちろん、全部が全部ではないですが)

どうやら…? この「信楽」の壺に入れておくと、水の不純物が少なくなると言う効果も副次的にあるそうな……

と言う、先人の並々ならぬ「水」に対する気の遣い方と言う感じでしょうか。

一つ一つの所作や手順に、色々な意味合いが隠されてもいるのが茶道の面白さの一つでもありますが……

今回の東日本大震災における「水騒動」や「ペットボトル騒動」などを振り返って…書いてみた次第(w